【おてがみぃと】ちょっぴり早めの“おてがみ”クリスマス会


誰かに向けて、お手紙を書く時間は、相手を想うと同時に、自分を想うことにもつながります。他の誰でもない、「わたし」が主語で、相手に向けて書きつづる文章だから。

お手紙を書くことで、「わたし」が今、感じたり思ったり考えたりしていることを思い出して。誰かと一緒に書くことで、さらなるコミュニケーションを楽しみたい!

そんな想いから『おてがみぃと』をはじめました。


手紙の書き方講座ではありません。時々、集まって、おしゃべりしたり、お手紙を書きたくなる+αを楽しんだりして、お手紙を書く時間を楽しむ会です。

基本は前半と後半の2部構成になっています。

前半/公園で1時間ほどさんぽをします。景色を見て気づいたり感じたり思ったりしたことを自由におしゃべり。自分ならではの季節のあいさつ文を見つけます。

後半/カフェでお手紙を書きます。飲み物やおやつをいただきながら、思い思いのお手紙時間を過ごします。

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第12回目を2017年12月2日(土)に開催しました。

まずは尼崎・武庫之荘にある大井戸公園でおさんぽ。ちゃいろ、きいろ、あか・・・と色づく木の葉に「秋だなあ」とときめく一方、葉が落ちて枝の美しさが際立つ木、緑が深く濃くなっている木の葉を見ると「もう冬なんだなあ」とも。秋から冬へと移り変わっていく、そんな気配を感じました。

おばあちゃんと幼稚園児くらいの男の子が落ち葉を踏みしめて、カサカサカサ、パリパサパリ・・・音を楽しむ姿にもほっこり。大井戸公園は阪急武庫之荘駅近くの街中の公園なのですが、鳥のさえずる声もたくさん聴こえました。



今回のおさんぽで見つけたもの


今回は「あしもと」ではなく、
上を向いていました。

いろんな色、いろんな形の、無数の葉っぱ。
眺めていると、
まるで星空を見上げているような気分に。
特に、もみじの形が星に見えたんです。

子どもの頃、高知の山奥で見た
天の川を思い出します。






「わあぁっ」と、
自分の中で世界が広がっていく感じ。

1枚の葉っぱをじっくり見てみると、
ミドリから、じわじわっと、アカへ。
この自然ならではの色、
「かっこいいなあ」と思います。


こちらはラクウショウ(スギ科)。


5月に見かけた時(左)は、
明るい緑色の羽根のような葉でした。

9月(右)には、
緑が深くなって、茶色が混じり、渋みを増していました。

12月(上)には、まるで燃え盛る炎のよう。
木の実も大きく、くるみのようでした。

1年を通して、こんなふうに成長するんだなって。


薔薇も咲いていました。
凛とする、空気の中で、
きりっと咲き誇っています。

『スブニール ドゥ アンネ フランク』、
『アンネの日記』のアンネの名前がついた薔薇です。



この後、『カフェぷろぽ』に行きました。お手紙を書く前に、おやつタイム! ブレンドコーヒーとふわっふわのチョコレートシフォンケーキをいただきながら、ほっと。

私が座った窓際の席からは、阪急電車が見えます。ホームを通過していく電車や乗り降りする人たちの姿をぼんやり眺める時間も、いいものです。


今回は「ちょっぴり早めの“おてがみ”クリスマス会」として、「贈り物はお手紙」のクリスマス会を・・・と思っていたのですが、参加者が私だけだったので、「返事を書こう」と思い続けて数ヵ月が経ってしまったあの人やその人にお手紙を。もうすぐクリスマスだから、贈り物風のお手紙に仕上げてみました。

手芸屋さんで見つけたクリスマスモチーフをリボンで結んでいます。この写真にあるツリー、靴下、星のほかに、スティックやハート、雪などもあります。

つくる中で、「モチーフをフェルトでつくってもいいなあ」「小さいガーランドで飾るのもいいかもしれない」と、アイデアがむくむくと湧いてきます。


これからクリスマスに向けて、さらに、あの人やその人にも書こうと思っています。

郵便受けで見つけた時、喜んでもらえたらいいなあと。贈る私も、ドキドキわくわくしながら♪ クリスマスを迎えます。

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<とっておき!>

『グリーティング(ライフ・花)』。レースのデザインで、上品なあいらしさがあります。


シールタイプの切手なので、ビニール封筒にも貼れるので便利です。



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次回開催日時が決まり次第、WEBサイト『関西ウーマン』『おてがみぃと』フェイスブックページでお知らせします。

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